安易に使われている「快眠」という言葉。

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こんにちは、小寺です。
睡眠屋周辺は田んぼに囲まれており、その色合いは、冬の雪深い白から雪解けの茶色に変わり、田植えがおわった今、一気に緑の風景になりました。

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私が真面目すぎるのでしょうか、近頃「快眠」という言葉があちらこちらに氾濫し、そのほぼ全てが眠りの問題がいかにも簡単に解決できるような言い回しで表現されている事にとても違和感を覚えます。

自分のアンテナがそうさせているのだとは思いますが、チラシや雑誌、ネットなどでも、快眠枕!快眠のコツ~などの言葉はほぼ毎日目にしています。

睡眠に関心を持ってもらう事は私自身とても嬉しく、大切な事だと思うんです。しかし、そのほとんどが安易な「テクニック」に終始し、内容もほぼ同じ。悪いことではありませんが、解決に至るのかと考えると浅すぎるかな…と。

 

実体験による「自身の言葉」でないところがそう感じさせるのでしょうか。

 

眠りは「休息」だけでなく、「心身の修復と成長」という重要な役割を担っています。日々の修復を繰り返すことで、人も社会も元気になっていく。私たちは「眠り」を通してそのお手伝いをする。私たちの眠りの商いは、人々の「生きる力」そのものを提供する社会的意義の高い仕事だと言えます。

良質な眠りによって明日へと生きる活力を得、一人ひとりの「生きる力」が地域を支え、それはやがて希望に変わる未来へとつながる。

 

私たちはプロとして、眠りのテクニックだけでなく、その意味もしっかりと伝えていかなければいけないと感じています。