カビにご注意!!

MOK_turara

今年は例年に比べて雪かきの回数が少なくて楽ですね。もう春が近づいてるみたいですね。
と言ってもしてもらう事の多い私ですが…。

受験本番が近づいて疲れてきた、睡眠屋の小寺ひろみです。

 

毎年この季節に問い合わせで多いのが「布団にカビが生えてしまった!」という困りごと。最近の住宅はむしろ乾燥する事も多いようですが、アパートや部屋の向きによってはカビ予防は課題です。一般的に湿気やカビの心配って梅雨の時期と思っている人が多いのではないでしょうか?布団にとってこの季節の結露が大敵なんです。

 

結露の原因は「温度差」。
冬は外気温と暖房によって温められた室温との温度差。
冷え切った室内と体温で温まった布団の温度差が結露をよび、湿気が溜まりやすい環境を作ってしまいます。
その結果、うっかりしてると布団やベッドにカビが発生!

 

カビは一度付いてしまうとなかなか取れないので、予防が大切。

何よりもこまめにふとんを上げて敷きっぱなしにしない。
ただし起きて直ぐに布団を畳んでしまうと、湿気が残ったままになるので出来れば少し時間が経ってからがベターです。
布団にしみ込んだ汗や湿気を吸収するように、布団の下に除湿シートを使用するのも有効です。
敷き布団の素材としては、繊維の物よりウレタン系がオススメ。

それでもお布団にカビが生えたら、お布団クリーニングに出して下さい。
その他応急処置としては、漂白剤をポンポンと叩くように塗り、お湯を固く絞ったタオルで拭いて下さい。いくらかは薄くなります。

 

年間の平均湿度の全国ランキングを見ると山形県はトップ10に入る位湿度の高い地域のようです。
他と比べる事が無いので、特別に感じた事はありませんが、他県から引っ越して来られた方は湿気の多さにびっくりされるようです。
お布団の中は冬でも暖かく過ごせる大好きな場所ですからね。上手に工夫して快適に過ごしたいものです。

HIR87_hutonnouedenerusco