理想の枕の高さとは?「好き」と「合う」の違い

10月に入り、私たちの暮らす庄内地域でも朝晩はぐっと冷え込むようになりました。
衣替えとあわせて、寝具を入れ替えるご家庭も多い時期かと思います。
掛け布団は季節ごとに替えても、枕は何年も同じものを使い続けている方がほとんどではないでしょうか。
ですが、毎晩頭をあずける枕こそ、眠りの心地よさを大きく左右するもののひとつです。
お店で試して「これなら」と選んだのに、家で寝てみるとどうもしっくりこない方。
高さの違う枕をいくつも買い替えて、押し入れに枕がたまっている方。
バスタオルを折って高さを調整しながら、なんとか使っている方。
そんな方に、今回はあらためて「枕の高さ」のお話をしたいと思います。
同じ身長でも、合う高さは同じとは限りません
頭から首にかけてのカーブ、肩幅、背中の丸み。
体つきは一人ひとり違うので、心地よく感じる枕の高さも人それぞれです。
さらに、仰向けで寝るか横向きで寝るか、敷き布団やマットレスが柔らかいか硬いかによっても、ちょうど良いと感じる高さは変わります。
柔らかいマットレスなら体が沈む分だけ、枕は低いものを使用している方が多いように感じます。

枕探しが、なかなか終わらない理由
これだけ数多くの既製品の中から、自分に合った枕を探し出すのはとても難しいものです。
お店で枕を試せるのは、せいぜい数分。
一方で、ご自宅では毎晩長時間、寝返りを打ちながらその枕を使います。
数分では気にならなかった少しの高さの違いが、一晩、二晩と使ううちに気になってくる。
そしてまた次の枕を探しに行く。
「気づいたら、時間もお金もたくさん使ってしまった」
店頭でも、そんなお話をよく伺います。
「好き」な高さと、骨格に「合う」高さ
もうひとつ、枕選びで見落とされがちなことがあります。
それは、ご自身が「好き」と感じる高さと、骨格に対して「合う」高さは、必ずしも同じではないということです。
ずっと高めの枕を使ってきた方は高めを、低めの枕に慣れている方は低めを「好き」と感じやすいものです。
ところが実際に測ってみると、骨格に合う高さはその「好き」とは違っていた、ということが少なくありません。
お店で試して「これが好き」と選んだ枕が、毎晩使ううちに合わないと感じるようになる。
そのすれ違いが、枕探しを長引かせているのかもしれません。
特に、首や肩のこり、起床時の違和感など、眠りに関するお悩みをお持ちの方は、一度、ご自身の骨格に合う高さを知っていただきたいと思います。

全身を測って、あなたに合う高さを知る
睡眠屋のオーダーメイド枕は、専用の測定器「フルボディートレーサー」で、頭から足まで全身を1mm単位で測るところから始まります。
首のまわりだけを測るのではなく、体全体をひとつのラインとしてとらえるのが特長です。
体の側面も測るので、横向きで寝たときの高さも合わせることができます。
お作りの流れは、次のとおりです。
- 寝具の環境や眠りの習慣、お悩みを伺う
- 全身を測る
- 測ったデータをもとに、眠りの習慣と合わせて枕の高さの説明をする
- データをもとに中材を詰める
- 仰向けと横向きで寝試しをしながら、微調整を重ねる
測った高さの枕で実際に寝ていただくことで、「好き」と「合う」の違いを、その場で体で確かめていただけます。
カウンセリングから測定、寝試し、微調整まで、所要時間は約90分。
一人ひとりに合わせて丁寧にお作りした枕は、その日にお持ち帰りいただけます。
ご自宅で使ってからが、本当のはじまりです
どれだけ丁寧に合わせても、ご自宅の寝具環境で、毎晩使ってみて初めてわかることがあります。
お店とご自宅では、マットレスの硬さや体の沈み込みが異なるため、枕の高さの感じ方も変わります。
また、毎晩約6〜8時間ほど使い続けることで、初めて気づく小さな違和感もあります。
そこで睡眠屋では、お作りした日から10年間、高さ調整を何回でも無料で承っています。
ご自宅で使ってみて違和感があっても、気軽にご相談いただけます。
体型も、寝具の硬さも、年月とともに少しずつ変わっていきます。
その時々の状態に合わせて整えていけることも、オーダーメイド枕の良さのひとつです。

